水性水産物工業用アルカリ迅速試験キット取扱説明書
製品番号: YP-26
1.方法原理
工業用アルカリ浸漬を使用した水性水産物のpH値は一般的に8.0です。このキットは、工業用アルカリが酸塩基インジケーターを赤くし、色あせないという原理を利用して、アルカリ性の水性水産物が工業用アルカリ浸漬を使用しているかどうかを判断します。
2.適用範囲
このキットは、水性水産物中の工業用アルカリの迅速な検出に適しています。
3.サンプル測定
水産物浸漬液の測定:
1、試験紙を取り、水産物浸漬液に1〜2秒間挿入し、取り出し、標準の比色カードと比較してpH値を読み取ります。pH値が8.0の場合は、その後のテストは必要ありません。pH値が8.0を超える場合は、疑わしいサンプルです。次のテストステップを実行します。
2。1 mlの疑わしいサンプルを比色管に吸引し、試薬Aを1滴滴下し、よく振ります。このとき、比色管内の溶液が赤くなり、試薬Bを3滴滴下し、1分間激しく振り、比色管内の溶液の色を観察します。退色または色が薄くなった場合は、食用アルカリを追加します。色が変わらない場合は、工業用アルカリを追加します。
水産物の測定:
1。試験紙を水産物の表面に貼り付け、試験紙を湿らせ、標準の比色カードと比較してpH値を読み取ります。pH値が8.0の場合、その後のテストは必要ありません。pH値が8.0を超える場合は、疑わしいサンプルであり、次のテストに進みます。
2.サンプルカップに2.0 gの細かく刻んだ疑わしいサンプルを計量し、4 mLの純水を加え、2分間振って混合します。
比色管に1 mLの上澄み液を取り、試薬Aを1滴滴下し、よく振ります。このとき、比色管内の溶液が赤くなり、試薬Bを3滴滴下し、1分間強く振ります。比色管内の溶液の色を観察します。退色または色が薄くなった場合は炭酸ナトリウムを添加し、色が変わらない場合は水酸化ナトリウムを添加します。
IV。注意事項
1。試薬Aを滴下した後、よく振り、溶液の色の濃淡を観察して、検出結果に退色反応があるかどうかを判断します。
2。サンプリング中は、テストサンプルとして水産物の浸漬液を選択するようにしてください。浸漬液が得られない場合は、水産物をテストサンプルとして選択できます。
五、検出限界
本試薬キットの水酸化ナトリウムの検出限界: 0.1 g/L。
六、保存条件及び製品の有効期限
1、保存条件:室温避光保存
2、製品の有効期限:12ヶ月
七、試薬キットの構成
番号
規格
構成
10回/箱
100回/箱
1
試薬A
1本
1本
2
試薬B
1本
2本
3
pH試験紙
10枚
100枚
4
1.5 mL比色管
10個
100個
5
20mL目盛りサンプルカップ11727798